2018年4月1日日曜日

復活の力


今日は、使徒の働きの中から「復活の力」を主題に、いっしょに学びたいと思います。


ある牧師が「使徒の働き」を三つの単語を使って分かりやすく説明していました。その三つの単語とは「上に」、「下に」、「外に」です。お分かりになりますか?



 上に:復活した主イエスは、天に引き上げられた。
 下に:弟子たちの上に聖霊が下られた。
 外に:エルサレムに誕生した教会が地の果てまで広がっていった



イエスは苦しみを受けた後、四十日の間、彼らに現われて、神の国のことを語り、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。
 彼らといっしょにいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。
ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」
そこで、彼らは、いっしょに集まったとき、イエスにこう尋ねた。「主よ。今こそ、イスラエルのために国を再興してくださるのですか。」
イエスは言われた。「いつとか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知らなくてもよいのです。それは、父がご自分の権威をもってお定めになっています。
しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
使徒の働き1章3節~8節)


Ⅰ.神の国のメッセージ


日復活された主イエスが天に帰られる前に伝えられたのは「神の国のこと」であり、また「ご自身が生きておられること」でした。「神の国」の文字通りの意味は「神のご支配」です。すなわち、神の国のメッセージとは「復活された主イエスのご支配がすでに始まっている」となるでしょうか。



使徒たちは、主イエスの復活を非常に力強くあかしし、大きな恵みがそのすべての者の上にあった。


(使徒の働き4:33)


使徒たちはもちろん、キリストの十字架の死を伝えていましたが、彼らのメッセージの中心に常にあったのはキリストの復活でした。「私たちの主は生きておられる!」それが彼らのあかしでした。私たちのあかしも、同じあかしでなければなりません。「イエスはどこに生きているのか?」と問われるならば、「主イエスは今ここに私たちとともに生きておられる」と答えることができるのです。



神の国はまだ完成していません。誘惑や試練、戦いもあります。しかし神の国(王であるキリストのご支配)はすでに始まっていると聖書は教えています。救いを受け、神の子、神の民とされた私たちは、神の国に生かされているのです。



Ⅱ.聖霊が臨まれるとき



「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。」ここで「力」と訳されている言葉は「デュナミス」です。ダイナマイトの語源にもなっている言葉ですが、奇跡的な力だけに限定するならば本来の意味が狭くなってしまうと思います。



大切なのは・・・



1.聖霊が人格を持たれたお方であり、私たちを愛し、キリストがどのような方であるかを教えてくださる(啓示してくださる)お方であることです。聖霊が働かれる時にはじめて、私たちは経験的にキリストを知ることができます。



2.聖霊だけが私たちを根底から変革する力を持っておられます。なぜなら聖霊だけが私たちに神を求める渇きを与えてくださるお方だからです。



3.聖霊だけが、キリストのからだである教会(神の民、キリストの弟子たち)を建て上げ、教会を通して神の国を広げることのできるお方です。教会とは神の家族であり、キリストに召し出された人々の集まり(共同体)です。



聖霊は私たちを変革し、私たちを通して、神の国を広げることのできるお方です。「イエス・キリストは私たちの人生の中に、生活の中に、仕事の中に、関係の中に、家庭に、教会に、思いの内に、願いの中に、語ることばの中に、私のうちに力をもって生きておられる。」そう答えることができるならば幸いです。



神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように。
(エペソ人への手紙1章19節)